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鋼構造物用 水系塗膜剥離剤ペリカンリムーバーシリーズ

ペリカンリムーバーシリーズ

鋼構造物用水系塗膜剥離剤 ペリカンリムーバーアクアDX/アクアDX

ペリカンリムーバー 要求水準と性能の比較

-背景-
従来工法の課題を受けて、平成26年5月30日に「鉛等有害物を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について」という通達が厚生労働省より出されました。この通達により、鉛等有害物を含有する塗料の剥離 作業においては、鉛中毒予防規則等関係法令に従い、湿潤化して行わなければなりません。
有害物質を含む塗膜剥離作業には、剥離剤を使用した工法が有効です。

有効成分が塗膜の深部にまで浸透し、効率的に剥離します。

塗布しやすく、タレにくい。ペリカンリムーバーは
現場目線の設計を心掛けています。

作業性

塗布しやすい滑らかさとタレにくい粘度を併せ持つため、足場内作業環境の汚染を回避。

安全性

低臭気・低刺激性のため、塗布作業の負担を軽減。非危険物のため、塗膜剥離作業における火災発生のリスクを低減。

有効成分が塗膜の深部にまで浸透し、効率的に剥離します

施工手順例

施工手順例

鋼構造物用水系塗膜剥離剤 ペリカンリムーバーシリーズ

鋼構造物用水系塗膜剥離剤 ペリカンリムーバーシリーズ

使用上の注意事項
  • ・使用前に事前調査を行い、適正条件を確認したうえで本施工を行ってください。
  • ・使用前によく撹拌してください。
  • ・原液で使用してください。
  • ・泥、苔、鳥糞の上には塗布しないでください。性能低下に繋がる可能性があります。
  • ・湿度85%以上の場合は使用を避けてください。
  • ・湿度85%以下の場合でも、結露が発生している場合は塗布しないでください。
  • ・気温5℃以下の場合、塗膜への浸透力は低下する可能性があります。
  • ・剥離作業時に使用する手工具が入らないような狭隘部には塗布しないでください。
  • ・施工器具の洗浄には弊社推奨の水系クリーナーをご使用ください。
  • ・剥離剤の入った容器は密栓し、直射日光の当たらない冷暗所で保管してください。
安全上の注意事項
  • ・使用前に必ず安全データシート(SDS)をお読みください。
  • ・火気類との接触を避けてください。
  • ・労働安全衛生法(有機溶剤中毒予防規則)に準じた保護具を着用して作業を行ってください。
  • ・安全衛生保護具には、L3グレードのカートリッジを装着した電動ファン付き呼吸用保護具等を推奨します。
  • ・エアレス吹き付け作業時に発生するミスト状の塗膜剥離剤成分は、防毒マスクの吸収缶を通過するため、必ず防じん機能付き有機ガス用吸収缶(L3グレード)を使用してください。
  • ・作業中は十分な換気を行ってください。
  • ・特に剥離剤塗布後の翌朝は作業場内に揮発成分が滞留している場合があるため、十分注意してください。
  • ・剥離剤が皮膚に付着する、目に入る、誤って飲み込む、揮発成分を吸い込む等をして体調に変化がある場合は、すみやかに医師の診察を受けてください。
火災安全対策

塗膜剥離剤の有効成分として可燃性液体を含有するため、かき落とした塗膜くずには可燃性液体が含侵し、その塗膜くずからは少なからず可燃性ガスが発生します。
可燃性ガスは引火点以上の温度条件でなければ燃焼範囲の下限濃度に達することはありませんが、下記の対策を講じる事を推奨致します。

  • ・かき落とした塗膜くず等は、速やかに密閉化措置を行い、適時作業場外に搬出してください。
  • ・作業時は、防爆性能を有する電気設備、帯電防止性能を有する防護服およびシューズカバーを使用し、塗膜除去工作業の実施箇所ごとに全体換気設備と併せて作業箇所の低位置においても換気設備を配置してください。
    (一般的に可燃性ガスは空気より比重が重く、作業場床面付近に滞留する傾向にあります。)
廃棄上の注意事項
  • ・廃棄物およびその容器は、都道府県知事の許可を受けた専門の産業廃棄物処理業者に委託して処理してください。
  • ・廃棄物の処理を委託する場合、処理業者等に危険有害性を十分告知のうえで委託してください。
  • ※本カタログに掲載している内容は、現場での使用条件等によって異なる場合があります。
  • ※本カタログに掲載している製品は、予告なく仕様が変更されることがあります。

新製品については、お近くの営業所へ
お問い合わせください。

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